歌舞伎町ゲテモノツアー③――牛のペニス

前回、前々回に引き続き、上海小吃＠歌舞伎町でのゲテモノ料理シリーズ第3弾。

メニューに書かれている料理名は「牛筋牛鞭」。まあ要するに、牛すじといわゆる牛のペニスを煮込んだものです。

牛すじとペニス、といっても当然それだけが煮込まれているわけではなく、玉ねぎやネギなどの野菜類も具材として使われる。味付けは醤油ベースで、匂いはほとんど牛丼のソレ。まあ牛肉と醤油なので当たり前といえば当たり前だけど、そのせいで特になんの抵抗もなく食べられる。

味も悪くない……というかけっこう美味しい。一皿目のサソリが一気にハードルを下げた可能性がないこともないような気もしないでもないが、醤油ベースの味付けで特にクセがあるわけでもなくパクパク食べられる。今回食べたメニューの中では豚の脳みそと並んで好評を博した料理でした。若干面白味に欠けるといえば欠けるけど。

牛のペニスを摘んだところ。なかなか見事な太さです

食感はぷるぷる。といっても意外とありそうでない食感なので例を引きづらいが、強引に例えてみると、こんにゃくよりちょっと弾力に欠けるかなあ、という感じのぷるぷるです。ただ、中にはガシっとした噛み応えの固いやつが混じってたりするのでなかなか油断ならない。ちなみに、なぜ固いのかについて一同で喧々諤々憶測を重ねた結果、おそらく根本の部分だろうという結論に落ち着きました。正解を知っている方は教えてください。



難易度：★☆☆☆☆
味　　　：★★★★☆
￥　　　：1800円